明けましておめでとうございます。って、もう4日になってしまいました。ともあれ、2014年がはじまりました。個人レベルから世界レベルまで、何かと落ち着かない今日この頃ですが、なんとかいい年にしたいものですね!

さて、とつぜんですが、羽田野英語教室のハタノセンセーが英語学習についてどう考えているのか、知りたいですよね?ね?ね?…はい、えーと、何年か前に書いて、ここの「倉庫」にもいれてない文がありましたので、この機会を利用して載せてみたいと思います。(と、むりやり「機会」をつくる)OK, here we go!

今日は英語の勉強法について、少しお話しましょう。

私自身の経験、そして実際に指導して感じていることなのですが、英語力の伸びというのは、なめらかに少しずつ上がっていくものではなく、階段式に進むものだと思います。実力がついているという実感がないまましばらく進んで、ある日突然ドバッと開花する、そしてまた潜伏期、ドバッ、の繰り返し・・・ 朝目覚めたら英語がしゃべれるようになっていた!みたいなね。これ、学生時代に私自身も経験したことです。いや、ホント。英語の勉強、あるいはインプットを続けていけば、少しずつでも確実に英語は自分の中にたまっていきます。それがやがて一体化してレベルアップする時期がやって来るはずです。さっぱり力がつかないなー、とあきらめないで、続けてください。ひょっとしたら、レベルアップはすぐ目の前かもしれないのですぞ!

が、やみくもに英語に触れていればいいというものでもありません。英語力いまいち~!という人は、まず基本的な文法力はつけておくべきです。「英会話に文法なんて必要ない。日本語しゃべるときに文法意識する?」というような議論をよく見かけますが、これは無責任すぎですね。英語のネイティブ・スピーカーと同じ環境に私たちは身をおけるでしょうか?それも何年も何年も・・・ 英語圏の子供達と同じように「自然に」英語を身につけるなんてムリですって。コテコテの日本語環境(&ミスだらけのアヤシイ英語の数々)で育った私たちには、基本的な文法をきっちり身につけ、実践に入っていくのが、応用のためにも、遠いようで実は近道なのです。では、キホンテキなブンポウってなに?ってことですが、中2程度の文法でバッチリです。スピーキングだけならこれで十分ですし、どんなレベルの英語力をめざすにしても、すべての基本になってくれます。学校の教科書を売っている書店もたくさんありますので、ぜひ、中2の教科書を買って、ひととおり整理してみてください。また学校の勉強かよー、と思うでしょうが、中学校時代にやったお勉強とは全然違いますよね。「テストのため」の勉強ではありませんから。使える英語を身につけるために、学校の教科書を利用するのです。文法でわからないところがあったら、ネットで調べればいくらでも解説が見つかります。もちろん、私に質問していただいてもいいですよ。

英語は、受動的な勉強態度ではダメです。(これが英会話学校に通っても、実際に話せるようにはなかなかならない理由のひとつ!)能動的に、貪欲にいきましょう! そして、「ドバッ」の瞬間をぜひ味わってください。