地元の斜里町で英語教室を始めてから、年数だけはとてつもなく経ちました。いろいろな生徒たちと接してきました。通ってくるひとりひとりがたいせつな存在なのはもちろんですが、その中でも特に印象に残っている生徒がいます。

バイオレットがそのひとりです。

小学生から通い始める生徒が多い中で、彼女は中2のときに教室にやって来ました。登場時からインパクトのある子でした。そのときすでに、自力で英検準2級に合格していたのです。なにより、「自力で」というのがすごい。実力も正真正銘そのレベルでした。英語の学習意欲が旺盛で、まさに打てば響く生徒でした。

そんなある日、「先生が今まで教えた生徒の中で、一番になるにはどうすればいいですか?」とバイオレットが聞いてきます。これもすごいですよね。で、英語の日記を書いてみたらどう、と提案してみました。当時、私は英語のブログをやっていたので、もし続いたら週一回そのブログに掲載してあげる、というようなやりとりがあったと思います。

するとなんと、その日からバイオレットは英語日記をつけ始めます。すぐに行動に移せるのも非凡な才能だと思います。約束通り、その中から任意の一日分をブログに掲載しました。それがこれです。

こうして、”Violet’s Diary” シリーズが始まりました。バイオレットの日記は、当時私のブログを訪問していた英語のネイティブたちに大絶賛されます。もちろん、細かいミスはありますが、例えば私が同学年だったとき、いや、高校時代でさえ書けなかったような英文をポンポンと書いてくるのは驚きでした。

バイオレットは中3の終わりに、これも実力通り、英検2級に合格します。まちがいなく、今まで見た生徒の中でナンバーワンのひとりです。

 

当時、バイオレットが作ってくれた作品。(笑) 黒板の上方に、チョークの粉をあびながら15年。